ちょっと待った!!そのストレッチ、頑張り過ぎてないですか?

ストレッチには大きく分けて2つの方法があります。

ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)スタティックストレッチ(静的ストレッチ)です。

ダイナミックストレッチは、よくウォーミングアップなどで行われる体を動かしながらのストレッチです。スタティックストレッチはクールダウンによく行われる動きを止めた状態で筋肉を伸ばすストレッチです。

腰痛・坐骨神経痛・肩こりなど、ツライ症状でお悩みの方はご自宅でもセルフケアとしてストレッチをされている方が多くいらっしゃいます。ストレッチを行うのはすごく大事なことですが、

やり方を間違うと逆効果になってしまいます!!!

特にスタティックストレッチです。ご自宅でおこなわれるのはこちらのストレッチが多いと思いますが、

スタティックストレッチの大原則は、

伸ばし過ぎない事(頑張り過ぎない事)

です。

どうしてもストレッチというのは、頑張って痛みが出るぐらい伸ばしてる方がストレッチ出来た感じがするのですが、伸ばし過ぎると筋肉は逆に収縮してしまいます!!

なぜ筋肉が縮むかというと、痛いとこまで伸ばすと「伸張反射」という反射が起こってしまうのです。

筋肉の中には「筋紡錘」と「健紡錘」というセンサーがあります。これらは筋肉の伸び縮みを管理しているセンサーなんですが、ストレッチの際に痛いとこまで伸ばしてしますと

「このまま伸ばされていては筋肉がちぎれてしまう!!!筋肉がちぎれないように収縮させなければ!!!」という風にセンサーが危険を察知して伸張反射という反射を起こし、筋肉を縮めてしまうのです。

せっかくストレッチで筋肉を伸ばそうとしているのに、頑張りすぎる事で逆効果になっていてはもったいないですよね。なので、ご自宅でゆっくりストレッチを行う際は

少し伸びてると思うところで、60秒ほどキープ

実際やってみると、60秒はけっこう長く感じますがそれで筋肉はジワ~ッと伸びてくれますよ(^^♪

ぜひ、正しいストレッチ法で安全なセルフケアを行って下さい☆

2018年05月11日